家内の実家にある固定電話に留守録された郵便局からのお届け電話詐欺。家内の実家にある固定電話は基本的に留守録設定にしている。家内の両親は既に90歳を越している。親戚、知人ともにもうこの世にいない。電話が実家にかかってくるはずがない。あるとしたならば、役所からである。そのような状況であるので固定電話の使用はこちらから電話をかけるときだけになる。でも、ほとんどが自分のスマホから電話するので固定電話を使うことが少ない。
その固定電話の留守録に郵便局からのお届け電話詐欺が記録されていた。自動音声コールでこんな内容であった。

具体的な事例
自動音声によるガイダンスや、偽の担当者から、以下のような電話をかけ、住所や氏名等の個人情報を聞き出そうとしたり、キャッシュカードや通帳、現金をだまし取ろうとする事例が確認されています。
- 「日本郵便です。お客さまの荷物に問題が見つかりました。オペレーターにつなぐには1番を押してください」
- 「日本郵政グループです。荷物の保管期間が切れるため、手続きが必要です。オペレーターにつなぐには1番を押してください」
- 「○○郵便局からの重要なお知らせです。受取人が不在のため、届けられなかった荷物があります。オペレーターにつなぐには1番を押してください」
- 「差し出した郵便物の中に偽造パスポートが見つかりました。対応が必要なため、住所や氏名を教えてください。」
- 「高齢者に25,000円の給付があります。口座番号を教えてください。給付を受け取れないと困るので、新たにカードを作る必要があります。こちらで代わりにカードを作るため、これから担当者がお家に伺いますので、カードと通帳を渡してください。」
私の場合は、3番のケースであった。
不審に思った点
通常、郵便配達があり受取人が不在であった場合、不在通知が郵便箱に入れられる。電話で直接郵便局からかかってくるのはありえない。電話番号を知らないはず。その上、自動音声によるガイダンスを流し、プッシュボタンを操作させるやり方は今まで聞いたことがなかった。
近くに郵便局があるので今回の件を相談に行ったら、郵便局ではそのようなことをやっていないということで詐欺電話であることが確認できた。
私の家では固定電話でCaller IDサービス(発信者番号通知)を使っている。電話がかかってきたときに相手の電話番号や名前を画面に表示する機能である。NTT東日本・西日本の「ナンバー・ディスプレイ」である。初期設定で登録していない電話番号からであると迷惑電話ですと音声で伝えてくれる。そのため、知らない電話番号から電話があると番号が記録される。
あとで、その電話番号がどこの誰からであるかを調べる。電話番号検索サイトでそれが出来る。営業売り込みや詐欺電話であるとその情報が口コミ記録リストに書かれる。それで判断している。
基本、知らない電話番号には出ないで留守録にしている。留守録をしてくれる方は信頼が出来るし、用件が分かる。それをしないで電話を切る相手は怪しいと判断している。
スマホにかかってくる知らない電話番号
私のスマホはGoogle Pixel 8aであるので初めての電話番号に対しGoogleに代理として返答させている。相手が話す言葉が画面に文字として表示されるので内容を見て電話に出る、出ないを判断している。すぐに切れる電話は相手にしない。
ビジネスで使っているスマホであるので自分のホームページに記載している。そのため、売り込み電話が多い。その対策としてGoogleの電話返答代理機能は役に立っている。こんな機能が提供されている。
- 通話スクリーニング (Pixel等): 知らない番号からの着信時にGoogleアシスタントが代わりに電話に出て、相手の名前や用件を質問し、画面に文字起こしを表示する機能。
- 代わりに聞いてて: 電話に出られなかったり拒否したりした際の留守番メッセージの音声を、リアルタイムで文字起こしして確認できる機能。
- 代わりに待ってて: 企業や店舗のサポート窓口に電話をかけて保留音になった際、AIがユーザーの代わりに待機し、担当者が出たら通知音で知らせてくれる機能。
最近の詐欺は電話やSNSからやってくる
自動音声コールによるアンケート調査がかかってくる。いつも、無視している。調査している相手が分からないからであるし、自分の時間と労力が浪費させられるからだ。実際は詐欺をするための下調べ調査である場合がほとんど。自動音声コールの場合は詐欺師にとって効率が良い。これが実際の人であれば声を録音されるリスクがあるので詐欺師はやらない。
シニアはSNSの仕組みを良く分かっていない。知らないうちに詐欺をされる環境に誘導される。私はSNSで他人と交流しない。実際に知っている友人や知人、家族や親戚に限定している。受信するSNS経由の情報も信頼していない。裏が取れていない個人の発信がほとんどだからだ。基本、参考までで何もアクションは取らない。
シニア向けのマッチングアプリで伴侶を探す人がいるが、ロマンス詐欺の餌食になる。スマホの画面に映し出される写真や履歴書などは簡単に相手の都合の良いように作成できる。不自然な出会いはSNSで頻繁に起きる。リスクが有ることを認識すべきである。
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結論:
AIアプリが一般の人に広まると悪いことに応用する人が出てくる。画像も音声も動画も全てAIで簡単に作成できてしまう。詐欺をするためのシナリオまで作成してくれる。インターネット経由でお金のやり取りはリスクが非常に高い。相手が実際の人間であるかも分からない。
シニアにとって詐欺に合うメディアは電話と新聞広告である。スマホに慣れているシニアはSNSになる。注意が必要になる世の中になった。