シニアの仕事
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息子たち二人がマイ・インターンをPrime Videoで見た。凄く良かったというコメントであった。本日、家内と一緒にこの映画を見た。ロバート・デ・ニーロ (Robert De Niro)がシニアインターンの役で心を打つ演技をしてい;た。映画のあらすじは、こちらを参照。
この映画を見て感じたのは、経験豊かなシニアが輝くのは人生の荒波を乗り越えてきた人生経験であるという事である。まだ働きたいシニアはこんなシニア労働者のイメージで再就職先を探してみてはどうか。若者たちが始めるベンチャーには人生経験豊かなシニアが必要だ。一緒に働きながら自分の将来に不安を覚える若者の話し相手になる。
若者たちは人生の先輩が経験してきたことを参考にしたいと思っている。自分の父親よりも第三者のシニアのほうが聞きやすい。人それぞれの人生があるが、その中に参考になる経験がある。
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60歳を過ぎて正社員の職を探すのは100%難しい。特別なスキルや経験が無い限り良くて年次更新契約社員である。良くて非正社員の職を得るぐらいだろう。それがもう見えている。
そうであるならば、最初からアルバイトやパートで65歳以上の高齢者が働き続ける職場を探したほうが良い。それか、まだ元気で体力があるうちにこんな生活を65歳までやって65歳以降から自分の仕事で生計を立て、老後をやりがいのある仕事で楽しむ。
こんな生活とは、・・・
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夫婦二人の生活が始まっている。1ヶ月の生活費で大きな割合を占めるのは、食費。衣食住の内、住居費は定期的に定額が出ていく。衣類の方は、家内のニーズを除きほとんど無い。着るモノは余っている。食の方は、外食が増えるぐらい。60歳代はまだ若いので活動的になる。夫婦で一泊二日の旅行に行くことが多くなる。
食べて生きていくだけの生活費ならば、二人の年金だけでやっていける。それに色を加えるには貯蓄を取り崩し、小遣い稼ぎで収入を得る必要がある。年齢とともにお金の使い方が変わる。ひどい病気になれば医療費が増える。
それで、月額いくらぐらいあれば、生活を維持できるのだろうか?を考えることになる。
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会社員で50歳代の中高年は、定年退職後の生活を今からプランしておいたほうが良い。人生100年と言っても実際に活動が出来る年齢は、長く見ても75歳前後。当然、個人差はある。一般的な話。自分の体が思うように動かせる体力は、75歳前後まで。特別に筋トレや運動を続けていない限り75歳後に体が不自由を感じ始める。
定年退職した元会社員が65歳で年金をもらい始めると同時に仕事が探せないという状況に直面する。この時に年金以外の収入が副業として稼げていれば、精神的にゆうったりとした気分で老後の生活を楽しめる。多くの65歳は、毎月の生活費でお金が足りないと感じるからだ。毎月、貯蓄したお金を銀行口座から引く出すようになる。引き出す度に将来の生活が不安になる。
年金プラス他の収入を確保するには50歳代のうちに副業を生活のリズムに取り入れる。それが老後の保険になる。
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会社員がリストラで揺れている。最悪の場合は、かっての山一證券のように突然倒産ということに成りかねない。銀行の融資が得られなくなればその時点で倒産になる企業が多い。色々と悪材料がこの時とばかりに水面上に浮かび上がってくる。悪循環が始まる。
リストラリスクで社員の心情は穏やかでない。昨年入社した新入社員は「寄れば大樹の影」で安心していた会社が安心できないことに気が付く。将来を見切って転職活動を始めている新入社員1年生もいる。こんなはずではなかったと!
社会に大きな変化が起きると今までの常識が壊れる。常識が通じない出来事が当たり前のように起きる。コロナ禍で中高年だけでなく若い労働者も職を突然失うリスクが高まっている。自分を守る対策を今準備する必要がある。
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自転車駐輪場管理員の仕事は、体力をあまり使わない高齢者向きの仕事ではないかと思う。実際その仕事をしている人たちを見ると高齢者が多い。自宅で何もしていない生活を送るよりも少しでも日銭を稼ぎながら、同じ高齢者同士が仕事をする環境に身を置くほうが健康を増進できる。
体を毎日仕事で動かして日銭を稼げる仕事は老後の生活を充実させる。自宅で何もしないで時間を潰している状態よりも断然良い。なぜ、自転車駐輪場管理のアルバイト・パートが高齢者にとって魅力的な仕事なのかがわかる。複数人の自転車管理人で行う仕事であれば、おしゃべりしながら新しい出会いを楽しめる。
新しい人たちとの出会いが老後の生活で潤いを与える。それが一番の魅力かもしれない。
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65歳になると年金受給が始まる。多くて月額年金支給額が22万円ぐらいかもしれない。大多数は、17万円ぐらいだろう。企業年金が多く頂ける人は余裕ある年金生活が送られる。
だが、多くの高齢者は、年金だけでは暮らせないというのが現実である。そして、余裕あるシニア生活をするには、お金を稼ぐ暮らしを続ける必要性がある。
これが高齢者の現実である。できるならば先行投資無しでお金を稼ぎたいものである。それができる方法がある。お金はあまりかけないが自分の時間と新しいことを学ぶ苦労が要求される。お金は簡単には稼げられない。何をやるにしても苦労は付きものである。
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夫婦生活がいつまで続くか、どちらかが先に他界した場合にどのような生活が待っているのか。孤独がやってくるのは誰もがわかっている。お互いに支え合って長年生きてきたパートナーと死に別れると生きる意味を失う。
高齢者は、70歳を過ぎると体力が落ちて免疫力が衰える。健康を意識して定期的な運動をしていないシニアは、今までに発症したことがない病気に直面する可能性が高い。生活習慣病が免疫力低下からひどくなり、入院する場合もある。
65歳を過ぎると年金を受け取れるが金額が不十分で生活が出来ない場合がある。働かないと生きていけないという現実に直面する。いつまで働けば良いかという問題ではなく、食べて行くには何をしたら良いかという問題になる。
65歳を過ぎた高齢者は、孤独、健康、仕事の問題を抱える。どのように対処したら良いのだろうか。
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コロナ禍で人との接触を出来るだけ少なくするデジタル化が社会の中で広まっている。ファストフード店舗ではお金の決済はすべて自分で端末に直接行う流れになった。この流れは私達の日常生活にどんどん広まって行く。A.I.を搭載した端末が人と人との触れ合いを省略して行く。
大きな変化、コロナウイルス感染、異常気象、大手企業の大リストラ、ウクライナとロシアの戦争、地震や大雨の自然災害などで今までの常識を覆す状況を作り出している。安定していた生活が不安定になってきている。大きな変化が雇用ニーズを変えている。大きな変化をビジネスチャンスに出来る人材を企業は求めている。
長男夫婦は共稼ぎをしている。二人とも会社員である。業界は違うが、大手企業の人件費削減のリストラ発表にすごく驚いていた。少子高齢化の時代で人員不足なのだが、リストラをする会社が沢山出てきているという事実に将来の不安を感じていた。
黒字である大企業がなぜ中高年をリストラし始めるのだろうか。安定した職を得るために入社した大企業であったのにその安定が不安定になった。誰かに頼って生きるのが当たり前のように学校で教えられたが、これからの社会は自分に頼って生計を立てるという選択が常識になり始めた。
自分に頼って生きて行くには自分でお金を稼げるスキルと経験が基盤になる。雇用せれているうちに独立が出来るくらいのスキルと知識、そして、経験を積むのが雇用されている人に求められる。
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定年退職後に起業するシニアは既に起業する準備が出来ている方が多い。中には、これから起業について勉強し、準備をするシニアもいる。起業は勇気がいる。リスクを積極的に取る姿勢が求められる。
シニアの起業は老後の生活費を豊かにする機会がある。会社が再雇用しても65歳までが限度である。その後はどうするのという質問に答えをすぐに言えないシニアが多い。65歳以降の身の振り方が一番重要である。
老後の生活を仕事探しで悩むよりも残りの人生を起業で新しい生活を始めたほうが実りがある。確かに起業すれば成功するという保証はない。選択肢が起業か、引退かの二択しか無いので私はシニア起業をおすすめする。
シニア起業で今まで知らなかったことを学べる。知らない世界が見えてくるので面白い。その上、売上が立てられれば経済的な余裕も生まれてくる。1か、0の世界。やるか、やらないかである。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。