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メルマガとメールマーケティング

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こんな時代が来るかも! PDF プリント メール
作者 Hanji   
2006/02/19 日曜日 11:57:06 JST
米国でAOL、Yahoo、Goodmail Systemsの三社がESP(Email Service Provider)企業に問題を投げかけている。

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● AOL2100万人に到達できるメール(ESP企業)の条件
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GoogleのGmailサービス開始以来の話題が、米国のESP業界で駆け釣り回っている。

AOLが、Goodmail Systems経由のメールをそのまま受信者のメール箱に届けるというものだ。本来ならば、スパムフィルターを経由してメール箱に届くことになっているのだが。

AOLがGoodmail Systems経由のメールを受信者のメール箱に直送させる裏には、課金型メール受信の仕組みがある。ESP(Email Service Provider)企業は、Goodmail Systemsに初期設定料金と0.25セント/メールを支払う事でAOLのユーザーにメールを直送できると言う仕組みだ。

但し、お金だけ支払えばどんなメールでも直送させるかと言えばそうではない。AOLが実施している「強化されたホワイトリスト(Enhanced White List)」の条件と同等のものを満たしていないとダメだ。

ESP企業にとってAOLは、避けて通れない市場だ。2100万人のユーザー市場にメールを送信したがっているクライアントが多いからだ。クライアントのメールを確実に届けられるかどうかでESP企業の評価が決まってしまう。

●AOL2100万人に到達できるメール(ESP企業)の条件

条件(1)オプトインで取得されたメールアドレスリストである事
  (2)潜在顧客の掘り起こしや獲得のキャンペーンメールでない事
  (3)共同メールアドレス登録キャンペーンであるならば、一度に複数のメールアドレスリストに登録させない事
  (4)US、カナダ国籍のIPアドレスで6ヶ月以上のESP企業歴がある事
  (5)メール解除機能が30日間稼動している事
  (6)受信者からのクレームメール数:百万通に対し2200通以下である事(受信者の評判が良くないとダメ)

●Goodmail Systemsが提供するシステムはどんなものなのか。

Goodmail Systems経由のメールには、必ず、X-headerのコードが挿入されている。X-headerのコードが付いているメールをAOLのメールサーバーが認知した時点でスパムフィルターを経由しないで直接受信者のメール箱に届ける事になる。

X-headerのコードは、トークンと呼ばれ、メールごとにユニークなトークンをGoodmail Systemsとユーザーが追跡できるようになっている。

●Eメールの階層化を促す事になるのか。

Goodmail Systemsのサービスを肯定する人たちは、こんな説明をしている。「U.S. Postal Serviceに対抗するFedExサービス」であると。このうたい文句がGoodmail Systemsのサービスを上手く表現している。

"If you need urgent, guaranteed delivery, FedEx offers it... for a price."(緊急で確実な配達を求めるならば、FedExがそれを提供します。ただし、それなりの料金で。)

Eメールの階層化は、既に築かれているという人たちもいる。つまり、ESP企業が提供するメール配信システムサービス自体がEメールの階層化を助長していると言うのだ。

資金力があるクライアントは、メールが確実に届くメール配信システムサービスを使っている。資金力がないクライアントは、単純にメールを配信できるシステムサービスを使っている。

この時点でEメールの階層化は起きているというのだ。スパムフィルターが当たり前のメール受信環境では、資金力があればあるほどメールの到達率が高いサービスを使用できる。

話を日本のメール受信環境に向けてみたい。

私が10万通のメルマガを読者に配信したとする。100%メルマガが読者に到達しているだろうか。5%から10%は、エラーメールとして不達になるだろう。残りの90%から95%は、到達しているだろうか。

法人企業に配信されているメルマガであれば、第三者が到達、不到達を確認できない。ISPや無料メールサービスであれば、ある程度確認が出来るかもしれない。

だが、AOLのように巨大なユーザー層を持っているISPが日本では存在していないため、どれだけの人が私のメルマガを受信しているか簡単に確認できない。

スパムメールが日増しに増えて来ている現状を見ると、私が配信する10万通のメルマガは、スパムフィルターのため日増しに読者に到達する確率が下がって行くだろう。

日本のESP企業は、この時代の流れに敏感になる必要がある。
最終更新日 ( 2006/02/20 月曜日 21:37:03 JST )
 
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